2019年11月29日 更新
怪談好きにはたまらない作品「怪談牡丹燈籠」が、この令和の時代に尾野真千子主演で色鮮やかに蘇ります。
有名な傑作怪談「牡丹燈籠」に”Beauty & Fear” というサブタイトルが付けられ、令和バージョンに生まれ変わりました。
男女の色欲が生々しく交差するドロドロの人間ドラマであり、ある意味「人間のこわさ」を堪能できるのではないでしょうか。
そんなドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」ですが、BSプレミアムということもあり、視聴できない方もいるのではないでしょうか。
そんな方にも視聴可能なVODを紹介したいと思います。
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」の見逃し動画を視聴可能なVOD
怪談牡丹燈籠はU-NEXTで視聴可能なことを確認しています。
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2019年夏ドラマの取り扱い
- リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
- 簡単なお仕事です。に応募してみた
- TWO WEEKS
- Heaven?~ご苦楽レストラン~
- 刑事7人
- 偽装不倫
- サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
- これは経費で落ちません!
- セミオトコ
- サ道
- べしゃり暮らし
- だから私は推しました
- ランウェイ24
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」の概要
放映開始:2019年10月6日
放送日時:毎週日曜日午後10時~(第1話のみ79分、第2~4話:49分):
放送局:NHK(BSプレミアム)
公式サイト:https://www4.nhk.or.jp/P5858/#content_25
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」のあらすじ
恋焦がれて死んだ美貌の娘の幽霊が、カラン、コロンと下駄げたの音を響かせ、夜ごと愛しい男を訪ねる、という幻想的なシーンが有名な傑作怪談「牡丹燈籠」。
実はこの「お露(つゆ)・新三郎(しんざぶろう)」の怪談話は、初代三遊亭圓朝(さんゆうていえんちょう)による長編落語のほんの一部にすぎません。
原作は、お露の父・平左衛門へいざえもんとその忠臣・孝助こうすけ、お家乗っ取りを企たくらむ希代の悪女・お国くにと、その間男まおとこ・源次郎げんじろう、強欲な町人夫婦・伴蔵ともぞうとお峰みね…。
男女の色と欲が生々しく交錯するドロドロの人間ドラマであり、20年にもわたる壮大な敵討ち、因果応報の物語になっています。
最後には「幽霊より人間が怖い」と感じさせる傑作長編愛憎劇を、新たな視点と演出で今回初めて完全映像化!
ワイヤーアクションや特殊メイク、チャンバラもふんだんに投入。和製ホラーの決定版を、現代日本を代表する俳優陣でお届けします。
出典:http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=18915
巻の壱「発端」 放送日:10月6日
時は寛保三年、飯島平太郎という旗本の青年が刀剣商を訪れた際、酒に酔ったみじめな浪人・黒川孝蔵に因縁をつけられます。
これは人を斬るのに好都合とばかりに、平太郎は孝蔵を切り殺してしまいます。
この一見で平太郎は捕まる事無く、その後 家督を継ぎ、名前を「平左衛門」に改め 妻・おりつ と娘・お露と暮らしていました。
おりつは身体が弱く病に倒れ他界。すると、おりつに付いていた女中・お国が平左衛門に近寄り、妾になったのです。
妾とは単なる愛人であって妻ではないのに、お国は天下でも取った様子。
お国を嫌う お露や、お露付きの女中・お米は柳島の別宅へと移り住み、そこで荻原新三郎に恋をします。
一方、平左衛門の元にやってきた若侍の黒川孝介は、かつて平左衛門が斬り殺した浪人・孝蔵の息子でした。
ただ仇討などは毛頭考えておらず、平左衛門も過去を悔やんでいました。
ある晩、お国を狙い 襲いにやってきた隣家の旗本・宮部家 次男の源次郎。
叔父の妾を寝取ろうとする不義理だが覚悟の上だという。
お国の心中には平左衛門を殺し飯島家を乗っ取る計画が渦巻いており、源次郎の剣の腕を利用しようと考えたのです。
高嶋兄の「斬りたい」からはじまったみたいな、因果応報のブーメラン。 #いだてん #怪談牡丹燈籠
— 山元順 (@ybj6994) 2019年11月24日
NHK BS『令和元年版 #怪談牡丹燈籠 』全体を貫く陰影の美しさよ。そして何といっても尾野真千子の悪女っぷりは話の筋と別の意味でゾクゾクする。血飛沫をあげる高嶋政宏の怪演も凄まじい。源孝志の演出が冴え渡る。ギャラクシー賞の最有力候補だと予言しておこう。第弐回は今夜十時からBSプレミアム pic.twitter.com/xySugavXsv
— 0onos (@0onos) 2019年10月13日
巻の弐「殺意」 放送日:10月13日
お露の新三郎への気持ちは日に日に強くなり、やっとの思いで恋文を書き それを山本志丈先生に託しました。
でも志丈は、新三郎は旗本の娘であるお露に合う身分ではなく、もし付き合うことになれば平左衛門が新三郎を斬り殺してしまうと案じたのです。
手紙とお露の必死の想いは、新三郎の元には届きませんでした。
お米も、お露には申し訳ないと思いつつも 身分の違いを どうすることもできません。
それでも一目でいいから新三郎に会いたいと懇願するお露の願いを叶えるために、新三郎を船に乗せ 川を渡る姿を見せてやります。
愛しい新三郎…叶わぬ恋に焦がれながら、胸をかきむしり お露は息絶えてしまいました。
お米も後悔の念に駆られ、自ら命を絶ってしまいました。
この知らせを聞き、嘆き悲しむ平左衛門。それを尻目に喜ぶお国。
ある晩、何者かが新三郎の家の戸を叩きます。
そこには、手に美しい牡丹灯篭を下げ 佇む お露とお米の姿がありました。
あれは焦がれ死にだ
おぬしが殺したのだすげえ台詞だ。#怪談牡丹燈籠
— Genki Sakurai 櫻井元希 (@g_sakurai1031) 2019年11月22日
巻の参「因縁」 放送日:10月20日
夜な夜なやってくるお露は、この世のものではありません。
その真の姿は恐ろしく、見てしまった伴蔵は陰陽師である白翁堂勇斎(笹野高史)に相談し、護符と金でできた如来像を祀るように言われます。
夜になり、やってきたお露。護符のせいで家には入れず逆上し、本来の”人ならぬ姿”を現します。
一方 飯島家では平左衛門がお国の思惑に気付いており、お国が作った偽の遺言書を盗みに お国の部屋へ向かいます。
そこには、息を潜めている 待つ者が…!
#怪談牡丹燈籠 怖いは怖いんだけど、うらやましくなるような恋心や主従関係にうっとり。この心ときめく感をどう伝えたらいいのかわからないくらい、本当に好きな作品だったから時々思い出すのだけど、いつも真っ先に思い浮かぶのは笹野さんの『オン バンダレイソワカ』ばかりなのはなんでだろう?笑
— まゆ@純愛ベイベー(一般人) (@m_ayuna) 2019年11月26日
最終回「復讐」 放送日:10月27日
あの日から1年後。お国は名前を変え、飲み屋で働きながら源次郎を養う日々を過ごしていました。
その飲み屋に出入りするのは、お米から手に入れた百両を元手に成り上がった伴蔵です。
伴蔵は お国を気に入り、自分の妾になるようにと迫ります。
それを察したお峰は、離縁するかわりに金の如来像をよこせと言います。
一方、お国と源次郎を追う 孝介。その孝介の存在を知る山本。
その山本も ふらっと入った飲み屋が お国が働く店だった為、ここに因果の欠片が集結することに…
欲と色にまみれた愛憎劇の末路は どこに辿り着くのか?
「令和元年版 #怪談牡丹燈籠 」は、民放局の嫉妬を一身に背負うNHK渾身の濃密人間ドラマだ!https://t.co/YZ8J6rRoNm
このドラマをどう説明したらよいか、悩む。私が得意な「単語の羅列で文章力のなさを誤魔化す」方式でいくならば、「奸計・仇討ち・怪奇譚」。とにかく観てくれ、この秀逸な作品を— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2019年10月29日
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」のキャスト
- お国(くに) – 尾野真千子
- 宮辺源次郎(みやべ げんじろう) – 柄本佑
- 萩原新三郎(はぎわら しんざぶろう) – 中村七之助
- お露(つゆ) – 上白石萌音
- 飯島平左衛門(いいじま へいざえもん) – 髙嶋政宏
- 黒川孝介(くろかわ こうすけ)- 若葉竜也
- 山本志丈(やまもと しじょう)- 谷原章介
- お米(よね)- 戸田菜穂
- お峰(みね)- 犬山イヌコ
- 伴蔵(ともぞう)- 段田安則
- おりつ – 中村優子
- 黒川孝蔵(くろかわ こうぞう)‐ 神尾佑
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」のスタッフ
- 脚本・演出 – 源孝志
- 音楽 – 阿部海太郎
- 語り – 神田松之丞
- 制作統括 – 千野博彦(NHK)、伊藤純(NHKエンタープライズ)、川崎直子(NHKエンタープライズ)、八木康夫(オッティモ)
ドラマ「令和元年版怪談牡丹燈籠」の口コミ
#怪談牡丹燈籠
録画視聴した。なんや、これは…ホンマに凄いものを見せられてる。出てくる人全てクセが強い。人の情念を紡いだ作品。凄い…やはり、NHKの時代物は信頼がおける。
作品全体に漂う不穏な雰囲気がゾワゾワするわ。— プルタブ (@IR3MXOCReB52rnz) 2019年10月14日
#怪談牡丹燈籠 呟く間もなかった。隙が全くない。第一回は少々説明がいるため、長くなり過ぎなところもあったが、今回はお露の死から新三郎の結界に籠るまで見事。世に知られる「牡丹燈籠」のお露新三郎の物語もしっかり描きつつ、きちんと本筋のお国の悪事も過不足なく語る。さて、来週が楽しみだ。
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年10月13日
1話視聴完了 くーっ、痺れる!素晴らしい。もう日本のドラマはNHKしか見ないだろうな。
最初の神田さんの語りのところ、障子の裏側を牡丹燈籠が通ってくの、ゾクッとした。七之助さん、波乃久里子さんにそっくりだね。叔母と甥だから不思議じゃないけど。#怪談牡丹燈籠— ポチっこ (@serenetuwa) 2019年10月14日
やっと #怪談牡丹燈籠 録画しておいた分消化したんですがめちゃくちゃ美しさと人間の欲望が前面に出ててめちゃくちゃ面白いです…。
萌音ちゃん演じるお露が旗本の娘で理想の高い高嶺の花のお姫様みたいなポジションなのがたまらないですね。それなのに一目見てフォーリンラブしてしまうのが可愛(続く— min (@min_0000_voice) 2019年10月14日
思わずスタンディングオベーションした。
キャスティング完璧、脚本演出素晴らしかった!
ひとつだけ、幽霊の牙と目が光るのと声が加工されてるのは要らなかったかもだけど、素晴らしかったことに変わりはない。#怪談牡丹燈籠— いとちゃん (@CDN2A3epJ19uBDl) 2019年11月2日
テレビ見るもん無さすぎて、 #怪談牡丹燈籠 いちから見直してるんだけど、一度最後まで見た後に見ると全っ然印象が違ってビビる。出世心の強かったお国が何故殿を裏切って源次郎と一緒になったのか、今際の際に発した「お前にはわからないさ」の台詞の意味がぐんぐん染みてくる。尾野真千子ぱねえ。
— がぶろす (@gaburi54ce) 2019年11月7日